あなたの命も、わたしの命も。~大分県動物管理所にて
2008年10月23日 (木) | 編集 |


冷たい鉄格子の中にあなたは座っていました。

あなたの前に立ち、

わたしの鼓動は高鳴り、

すこし話しかけてみたけれど、

あなたは何かをじっと見据えたまま。



もしかしたら、あなたがわたしで、わたしがあなただったかも知れない。

あなたの命だけを粗末にしていいわけがない。



でも、わたしは、あなたを、助けてあげられない。



「ごめんね。助けてあげられん。

でも絶対約束するけん。

少しでもこんなことにならんようにどうにかやってみるけん。

あなたの命も、わたしの命も、今日から一緒やけん。」





そうつぶやくと、偶然なのか・・わたしと初めて目を合わせてくれたあなた。


それはカメラの中でした。


澄んだきれいな目のあなた。




カメラを下ろすともう二度と目を合わせてくれませんでした。





明日、10月24日金曜日。
わたしのあなたは、もう、この世には居ません。












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ひとつだけ。

この子を殺すのはセンターの職員の方ではありません。
この子を持ち込んだ人間です。





管理所の職員の方々の日々のご苦労に頭が下がります。
皆さんの凛とした姿勢と慈愛に満ちたまなざしに触れ、胸がいっぱいになりました。
ボランティアや推進員の方々の細やかな活動も合わせて大分県動物管所のことを
少しずつ綴ってゆこうと思っています。




あなたの住む大分県は、H19年度の犬の処分頭数は2,481頭。
猫の処分頭数は2,377頭。



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